大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 日本第一知恵の神 蟻通神社

  2025年01月10日 (金)

JR紀伊田辺駅にやって来ました。
今回車を買い替えたので、慣らし運転を兼ねて和歌山へのドライブ旅🚙

タクシー乗り場にビジネスホテル、お土産屋さんと駅前ロータリーには昭和時代の面影が今なお色濃く残っています。

街歩きのヒントを求めて隣接する観光案内所へ。

もちろんここ紀伊田辺でもお約束の一枚📸

人影がまばらなのに異常に目につくインバウンド客、聞くとこによるとここ紀伊田辺から高野山までバスが出ているそう🚌
時刻表を見れば所要時間4時間😲、日本人ならまず選ばないアクセス方法です。

そんなインバウンド客を尻目に訪れたのは駅から徒歩10分、とても面白い逸話が残っている「蟻通神社」⛩

平安朝の歌人紀貫之公が馬に乗ったまま当宮の前を通りすぎようとしたとき、馬が神社前で動けなくなってしまいました。そこで、貫之公が蟻通しの神さまに和歌を献詠すると、馬は再び立ち上がることができたと伝わる「神馬」🐎

境内にそびえ立つ見事な蟻通神社最大の御神木「霊樟(れいしょう)」。
その昔大火のときに境内の楠の大木が水を吹き、近辺の家々を守ったとの言い伝えがある日本最古のスプリンクラーかな?

江戸時代初期の元和元年(1615)調製と伝わる神輿。

めっちゃ長いですが、由来を是非読んで下さい✋

はるか昔、ここ紀州田辺に外国の使者がやってきました。その使者は、
「今から出す問題を解いてみよ。もし解けなければ日本国を属国にしてしまう。」
といいました。そして、持ってきたホラ貝(七曲りの玉とも)を出して、その貝に一本の糸を通すことを命じました。
わが国の神々は、この難問にたいへん頭を痛めました。その時、ひとりの若い神さまが前に進みでて、
「私がホラ貝にその糸を通してみせましょう。」
といって、貝の口からどんどん蜜(みつ)を流しこみました。蜜は貝のなかの複雑な穴を通りぬけて、貝尻の穴へと流れだしました。そして、この若い神さまは蟻を一匹捕らえて糸で結び、貝の穴から追いこみました。すると、蟻は甘い蜜を追って複雑な穴を苦もなく通りぬけました。蟻の体には糸が結ばれていますから、ホラ貝には完全に糸が通ったのです。
これを見た外国の使者は
「日の本の国は、やはり神国である。」
と恐れ、その知恵に感服して逃げ帰りました。日本の神々は、たいそう喜んで
「わが国にこれほどの賢い神がいるのを知らなかった。」
といって、その若い神さまの知恵をほめました。

神話なのでその真実を突っ込むのは野暮、それより小さい敷地に見所がギュッと詰まった蟻通神社でした。


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