こちらは日本100名城で世界遺産の「中城城跡」🏰
勝連城跡と同じくカートで上まで移動。
中城城跡はかつて貿易が行われていた屋宜の港から2キロほど離れた標高160mの丘陵にあります。
鍛冶を行っていたと言われるが、城の為か集落の為か定かではない「カンジャーガマ(鍛冶屋跡)」。
西の方角へ向けて立てられた正門、門を挟むように両側に石垣がせり出しています。
神の島・久高島を拝む久高遙拝所、場内には8つの拝所があり現在も拝む人が絶えないそうです。
中城城で最も広い一の郭。
後に間仕番所が建てられ廃藩置県後は中城村役場として使用、しかし沖縄戦で焼失してしまいました。
ここから一望する太平洋。
一際目を引く曲線の美しさが印象的な二の郭には、神を祀った拝所と日露戦争の戦没者の忠魂碑があります。
兵馬の訓練をしたといわれている西の郭、長さは120mあります🐎
護佐丸が井戸を取り込み増築したとされる北の郭。
護佐丸とは中城按司護佐丸盛春で、琉球が三山分立から統一へ向かった頃の武将。
北東に向かって建てられた裏門で、ペリー探検隊一行がエジプト式と評した精巧なアーチ門。
最後にお約束の一枚📸
石垣を渡る風が古琉球の世界へ誘う中城城跡、琉球統一への足掛かりとなった名城です。