なかなか男前のAVEの先頭車両、どこかJR九州の特急列車に似ています。
さすがヨーロッパの列車、お鼻が高いです。
私達の席は7号車、クラスは一番下のツーリスタです。
車内はほぼ満席、バルセロナ始発だと思ってたらどうやらもっと先からやって来たみたいで、すでに熟睡中の方もたくさん。 座席は9番のAB,窓が大きいので景色を堪能できる席で、ツーリスタクラスは奇数番号の座席がおススメです。
座席間隔は日本の新幹線と変わりません。 古い日本人体型の私には問題ありません。 快適さを求めるなら、さらにお金を払って上のクラスへどうぞ。
ほぼ定刻にバルセロナ・サンツ駅を出発し、しばらく地下を走った後地上に上がります。 地上に出ると早くも景色は街中から郊外の趣き、さすがはAVE速いです。
車内には何ヶ所かモニターがあり映画を流してました。 イヤホンの貸出があるので音声も楽しめます。 その横では行き先・次の停車駅・スピードが表示されます。
乗物に乗ると速攻で寝落ち病の相方はすでに夢の中、退屈なので車内探検に出掛けます。
列車中程にあるカフェテリア、ドリンクと簡単なスナックが用意されています。
ここまで足を運ぶのが面倒な方は車内販売を利用しましょう。
ビールやワインも販売してますが、クルブ・プレフェレンテのリッチなクラスの乗客にはスナックとドリンクが運賃に含まれていて、自分の席まで持って来てくれます。
見るからに甘そうなスナック、これに炭酸飲料やココアを頼んだらマドリードに着くまでに目方が1kgは増えるでしょう(u_u)
流れ行く景色を眺めながらのブレイクもオツなものです。
この車両は真ん中のクラスのプレフェレンテ、余裕の1✖️2の座席配置で日本のグリーン車並みの快適さです。
荒涼とした山脈や田園風景が延々と続きます。
出発してから1時間、ついに時速300kmに到達。
バルセロナから1時間30分で唯一の停車駅「サラゴサ」に到着。 この駅はマドリードやバレンシア、レオン方面への分岐点ですが 観光地ではないため駅も閑散としています。
濃霧の中を疾走するAVE。
殺風景な田園地帯を抜けると辺りには住宅の数も段々増えてきました。
AVEは減速を続けるにつれ車窓にはビルが目立って来ました。
たくさんの線路を跨ぐようにカーブを曲がると・・・
スペインの首都・マドリードの「アトーチャ」駅に到着。 旅の後半、マドリード観光の始まりです。
天気がイマイチなのが気になりますが・・・