大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

 道の駅大谷海岸(食事編)

  2024年08月10日 (土)

昼食は気仙沼の地場産品を使用したこだわりのメニューを揃えているカフェテリア 「umicoco」。

注文したのは気仙沼名産アレのラーメンと、地元海の幸の丼セット。

私が味わう人生で最も高価な「ふかひれ姿煮ラーメン・2500円」。

丼の中で圧倒的な存在感を放つふかひれ、分厚い身に繊維状の身質の食感がたまりません。

表面はふかひれ餡がかかってますが、その下にはスッキリ優しい醤油味のスープが隠れています。

喉ごし良い細麺が餡をまとい絶妙な旨さに。

上品でコクのある上湯スープの餡にふかひれ、気仙沼に来たらやはり食べておきたい逸品です🍜

メカジキ・いくら・マグロ・うに・ほたて・サーモンの中から3種選べる「ちょいマイ丼・1800円」

爽やかな鉄分を感じる初夏のマグロ。

江戸時代は本マグロより格上だった軽い脂のメカジキ。

色目は鮮やかですが甘みがちょっと足りないウニ、でもここお値段だからそこはご愛嬌ということで。

魚のつみれ入りお澄まし。

デザートのふかひれ入りアイスは甘く煮たふかひれとアイスクリームが見事にマッチ🍦

今回仙台空港から気仙沼に入った月曜日は東日本大震災遺構伝承館が休館、なのでスケジュールが若干うまくいかず。
もし月曜日以外ならここで昼食、そして東日本大震災遺構伝承館見学後に気仙沼市内に向かうのがスムーズです。

ちなみにふかひれ寿司の元祖と言われる「気仙沼あさひ鮨」さんも月曜が定休日ですよ🍣


 道の駅大谷海岸(施設編)

  2024年08月09日 (金)

ここは気仙沼南の玄関口「道の駅大谷(おおや)海岸」、こちらで休憩を兼ねて昼食を。

JR大谷海岸駅となっていますが、やはりこの路線もBRTによる運行🚌

新鮮な季節の野菜・果物・地魚が揃う産直市場には地のものを使った手作りのおにぎりやお弁当の他、道の駅オリジナルグッズやお土産にピッタシの銘菓を販売しています🎁

気仙沼のクラフトビール🍺

名産ホタテ、ウニ、ふかひれのポテチ🍠

気仙沼のB級グルメで市内に専門店がたくさんある「気仙沼ホルモン」。

これまた気仙沼名物サメを使用したナゲット🦈

かなりリーズナボーなメカジキの切り落とし🐟

新鮮な生や柔らか煮に姿を変えたほや、貰った人はどんな気持ちになるのでしょう・・・

ここにもひっそり息をひそめていたサメ、今度はサンドウィッチになってました🍞

お土産に選んだのは気仙沼のソウルフードと呼ばれている気仙沼パン工房さんのクリームサンド、定番のピーナッツクリームサンドだけではなく、ほか7種の常設フレーバーと4種の季節限定フレーバーがあり素朴な美味しさ。

東日本大震災前ここ道の駅大谷海岸の巨大な水槽で飼育されていた、魚やマンボウがプロジェクションマッピングで蘇った「アクアリウムトンネル」。

スクリーンの前を歩くと愛らしいまんぼうが付いてきます。

2階屋外の展望デッキからは壮大な大谷の海を一望、テイクアウトしてここで食事も楽しめます。

さあお昼になったので気仙沼名物のランチといきます。


 景勝地岩井崎

  2024年08月08日 (木)

東日本大震災遺構伝承館近くに見所があるので行ってみましょう🚙

長い年月をかけて海水によって浸食された石灰質の岩の雄割れ目から潮が吹き上がる光景や、岩井崎復興のシンボル「龍の松」などが見られる景勝地「岩井崎」。

敷地内には江戸時代に活躍した気仙沼出身の横綱「秀の山雷五郎銅像」が。

龍の形の被災松「龍の松」🐉

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けましたが松の一部が奇跡的に残り、天へと上ろうとする龍のような形に見えることからこの名がつけられました。

同じく象徴的なのが陸前高田にある「奇跡の一本松」。

こちら一番の見所が三陸復興国立公園内にある「岩井崎」、長い年月をかけて海水により浸食された石灰岩地質になっており、岬の先端には海蝕洞の岩孔に波が打ち寄せるたびに潮を吹き上げる潮吹岩があります🌊

その岩井崎の近くにあるガイドブックには載っていない、でもとても大切な場所「東日本大震災杉ノ下遺族会 慰霊碑」があります。

海に近い波路上明戸地区は1896年の明治三陸大津波で多くの住民が犠牲になり、明戸に隣接する杉ノ下地区にある海抜11mの高台は明治三陸大津波の時に津波が来なかったことで市の指定避難場所にもなっていました。

しかし2011年の東日本大震災ではこの杉ノ下地区の高台を津波(高さ約18m)が襲い、杉ノ下地区全体では住民312人の約3割に当たる93名が犠牲になりました。

津波の被害を食い止める防潮堤の工事も進んでいます。

その小高い公園から見えるのが気仙沼向洋高校(東日本大震災遺構伝承館)。

校舎の四階にまで津波が押し寄せたのを目の当たりにして、この杉ノ下地区にお住まいだった住民の方々を思うと胸が痛いです。

もう二度とこのような悲劇が起こらない事を願わずにはいられません、合掌。


校舎4階にある津波到達地点、ロッカーの半分が錆びているのが分かります。

この四階にも津波が来た証で、三階に車が流れ着くのも当然です。

白い壁も下の一部は変色、ここまで浸水しました。

四階の天井は無事でした。

津波で流されてきた水産工場が校舎四階の壁を破壊、想像をはるかに超え恐怖しか感じません。

学校にあるなずのない水産工場の断熱材。

休憩時間楽しくおしゃべりする生徒たちの会話が聞こえてきそう。

屋上から見えるのどかな田園風景。

しかし写真によると屋上付近まで津波は到達、実際現場に立ってみて当時の状況を理解しろと言われても無理です。

海岸沿いに建っていた民家はひとたまりもなかったのは一目瞭然。

気仙沼向洋高校には立派な屋内運動場がありました。

一部の壁だけ残って後は流失。

170名ほどの生徒は全員避難所に向かい無事、しかし重要書類を保護するため残った20名の教職員と、改修工事に携わっていた工事関係者25名が屋上に避難。

幸いにも津波が手前の水産工場が壁となり、勢いが抑えられたため難を逃れました。

避難されたのがこの上。

工事関係者が機転を利かし学習机と梯子で上まで移動、普段からの準備と冷静な判断で気仙沼向洋高校にいた全員が奇跡的に助かりました。

中庭も北校舎も津波に飲み込まれています。

一階と二階は流失。

ここも象徴的なシーンで津波で流され折り重なった車が当時のままの姿で保存。

こんな狭いスペースに5台の車が積み重なっています。

そんな被害の中、卒業生が植樹した木が現在も逞しく生きています。

死者1152名に行方不明者214名の悲劇を気仙沼にもたらした東日本大震災、多くの尊い命を弔うためにも気仙沼市民だけでなく全ての人間が教訓としなければなりません。

改めまして犠牲者の方々へご冥福を心よりお祈り申し上げます。


2011年3月11日東北を襲った未曽有の東日本大震災、その記録と教訓を後世に伝えるため2019年3月11日この「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」がオープンしました。

シアターで震災時及び直後の映像(13分間の記録映像)を見学しますが、我々がニュースで見たのとは違い記録として残されているのでかなりショッキングな内容。

先程車で回った気仙沼市内を襲う津波が到達した時点ではすでに手遅れ、自宅の屋根に上り流されながらも一命をとりとめた人の映像も。

※ なお一部施設以外は撮影禁止でこの写真は伝承館HPからの転載です。

展示室で地震・津波の脅威と爪痕を写真で、この後渡り廊下を通って震災遺構へ。

※ ここも撮影禁止エリアなので上記同様HPからの転載です。

ここからは撮影可能エリア震災遺構〈気仙沼向洋高校旧校舎)、一階は教室はもちろんのこと天井も流されています。

この階段も一階にあるので水没。

館内はすべて震災当時のそのままの姿、トイレにあるはずのない椅子は二部屋隣りの校長室から流れてきたもの。

無残な姿の車椅子、保健室の備品がリアリティを現しています。

校長室にある木製パレットは近くにあった水産工場の物、学校から離れているのにここまで流されてきました。

一階の見学を終わりエレベーター(もしくは階段)で三階へ。

衝撃的なシーンが多い伝承館で、ここも信じられない光景が。

教室にあるはずのない一台の錆びた車、一階ならまだしも高さ8メートル校舎三階まで流されて来たんです。

三階の天井も流されています。

海岸からこれだけ離れているのに気仙沼向洋高校に、それも三階まで津波は容赦なく襲ったのです。

ポツンと落ちているマウス、ここだけは震災当日から時間が止まっているよう。

生徒たちが使用していた備品の数々、楽しかったであろう高校生活の息吹を感じずにはいられません。

何度もですがここは校舎の三階、大きな流木もたくさん流れ着きました。

驚かされるシーンはこれだけにはとどまりません。


おはようございます☔

気仙沼滞在二日目はあいにくの雨模様、しかし予報によると午前中にはあがる見込み。

この地点は東日本大震災時、津波がここまで到達した標識。

港からそこそこ離れた地点まで到達、津波の威力は凄まじいものが。

以前は列車が走っていた橋梁。

線路も現在はBRT専用道路として活用されています。

ホテルから車で20分でこの旅最大の目的地に到着、広々とした土地にポツンと建つ建物。

これこそが東日本大震災で気仙沼の被害の象徴とも言われる 「旧気仙沼向洋高校」。

震災以前ここには住宅や工場があったそうですが、今は更地になり公園に整備されています。

今から見学に入りますが、我々の目の前に信じられない光景が広がります。


お楽しみの夕食はホテルからタクシーで約10分、26号線沿いにある「福幸酒場 おだづまっこ」さん。

ちなみに「おだづまっこ」とは方言でお調子者だそう。

人気店なので予約を入れてからの訪問、こちらは喫煙可なので嫌煙家の方はご注意を。

気仙沼ホルモンや焼きそばなどご当地メニューもありますが、一般的な居酒屋さんと似た構成です。

テーブル席が大半ですがしっぽり飲みたいのでカウンターをリクエスト。

鶏と竹輪に姫タケノコのきんぴらが付き出し、結構ボリューミー。

お造りを軽めに盛ってもらいました🐟

イカって歯応えのある天然真鯛にタコ🐙

上質な脂の中トロにねっとりとした身のソデイカ🦑

大将からのサービスで気仙沼を代表する鰹、。

日本酒にシフトチェンジですが昼間購入した気仙沼の日本酒(3本購入)を、ハンドルを握ってたのでしっかり味を見極めますよ🍶

鮮やかなラベルで写真には写りませんでしたが、一杯目は気仙沼男山本店さんの「美禄 特別純米酒 初呑み切り 夏風薫る 暁の輝露」。

甘さと酸味が控えめで飲み口はスッキリ、まさにこの季節にピッタシの一杯。

メインはこちらの人気商品「イカのふみそ焼き」、陶板の中からふんわりとワタの香りが漂ってます。

イカの旨味はもちろんですがワタとバターのソースが悶絶級の旨さ、このソースを残しておくと後に感動のフィナーレが待ってます。

宮城県産米・蔵の華を使用した、気仙沼角星さんの「水鳥記 特別純米酒 蔵の華」、大阪では見たことのない初めての蔵元さん。

口に含むとパッと旨味が広がりますが、後味は潔くサラッと消えていきます。

最後のアテは気仙沼らしくカツオハラス焼き。

他の魚のハラスと言えば結構脂乗りがきついですが、鰹はそれが全くなく野性味すら感じる骨太なお味。

肉みたいな歯応えですが皮目の脂との対比が楽しい逸品。

購入しなかった日本酒からは先程の角星さんの「水鳥記 特別純米酒 夏酒」、夏酒らしくスッキリ爽やかなでクリアなテイスト。

こちらは酒器もこだわってますがスタッフ(約1名)の説明がすごく、酒の旨さをさらに引き立てる素晴らしい知識に舌を巻きました💦

〆はいかのふみそ焼きのソースで作ったチャーハン。

イカのワタやバターをまとったご飯はもはやリゾット、これだけ食べに気仙沼に来ても損のない強烈なインパクトでした。

夢中に食べ気が付けば完食、これ白ワインに絶対合いますよ。

生ビール4杯にご紹介した料理とドリンクで会計はご覧の通り、同業者としてよくやっていけるなと感心より驚き😲

サービス精神旺盛な大将にそこに集う気仙沼吞兵衛の活気、料理も方言も全てが心地よい「福幸酒場 おだづまっこ」さんでした。

デザートは紅梅さんの揚げパン、かぶりつくと中には甘さ控えめのこしあん。

気仙沼に流れるスローな時間に癒され初日は終了、明日は今回一番大切な場所に向かいます。


内湾エリアから車で5分、気仙沼交通の要衝気仙沼駅。

震災前はJRの列車が運行されていますが、現在一部は気仙沼線BRT・大船渡線BRT(バス高速輸送システム)が乗り入れています。

かつては前谷地駅から気仙沼市の気仙沼駅までを結んでいたJR気仙沼線。

現在岩手県一ノ関駅まで運行され約1時間40分で結んでいます。

一般の駅構内には不釣り合いな道路、しかし震災前ここには線路が敷かれていました。

震災によりJR大船渡線とJR気仙沼線の一部区間が廃線となり、鉄道の線路があったところをバス専用の道路にしてバスを走らせるBRTが運行されています🚌

気仙沼駅でお約束の一枚📸

専用道路を走るので列車同様定時運行が可能、またその利点を生かし無人運転の実験を行われるなど日々進化しています。

ただ朝夕通学ラッシュ以外は乗客もまばら、地方での公共交通機関の在り方が問われるBRTでもあります。


 あの有名人が住む気仙沼大島

  2024年08月02日 (金)

正面に見えるは市内と気仙沼大島を結ぶ橋として,2019年の春に完成した通称鶴亀大橋こと気仙沼大島大橋。

橋の長さは297mと東日本で1番、全国でも愛媛の大三島橋とならび3番目の長さを誇ります🌉

橋には遊歩道もあるので渡り切った右手の駐車場に停め、橋から絶景がゆっくりと眺められます。

ここは2021年放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台地としても話題の気仙沼大島、三陸復興国立公園の中にあり、新鮮な海の幸と素晴らしい自然を満喫できます。

橋を渡って約5分で、大島の玄関口である浦の浜湾に位置する「気仙沼大島ウェルカム・ターミナル」があります。

何はともあれほやボーイと一緒に来島記念の一枚📸

地場産品コーナーには、地元の人おすすめのメニューとともに多様な海産物・農産物が取り揃えられています。

何やら只物ではなさそうな自販機。

販売しているのは宮城を代表?するグルメ「お刺身ほや・はらこ飯の素」、冷凍なのでお土産にはちとハードル高し💦

気仙沼にお邪魔した2024.6でも各施設で消毒は半ば強制、マスク着用の方も多く久々にコロナ禍を思い出しました。

故に近々宮城県を訪問される予定の方はマスクを持参した方が無難です。

地図を見ましたがここ大島は観光よりもレジャー色が強く、時間がなければ無理にスケジュールに入れなくてもかな・・・

島最大の見所は大島の北側に位置する標高235mの山「亀山」、ただ道は所々かなり狭く駐車場もクローズと行く手をふさぐネガティブな情報ばかり。

NHKの連ドラはちゅらさんしか見たことないのですいません。

ステーション裏手には浦の浜湾を眺めながら寛げるテラス席、イベントなどにも利用できる多目的スペースなどを備えています。

ここからも内湾巡りの遊覧船が運行してます🚢

大島の案内は平坦な内容でしたがある事を知ってテンション爆上がり、それは私が小学生の時「気仙沼」を知るきっかけになった方が暮らしているらしい。

萩本欽一さんの(欽ドン!)で気仙沼ちゃんとして人気を博した方が、ここ大島で民宿を営まれているそうです。

それを知って急に愛着が湧いた気仙沼大島でした。


今回はJALのダイナミックパッケージを利用、ただ気仙沼のホテルはこちら一択のみ。

JR気仙沼駅の正面に位置するロケーション。

お世話になるのが「ホテルパールシティ気仙沼」🏨

シックな雰囲気のロビー周りは観光パンフレットも充実、外出の際は鍵を預ける懐かしいシチュエーションが味わえます。

こちらのホテルも必要なアメニティをピックアップするシステム。

通された405号室のカテゴリーはエコノミーツインルーム、一般的にはシングルルームに該当する広さ。

ある意味新鮮なベッドのレイアウト。

景色は贅沢な気仙沼駅ビュー🚉

最近のホテルでは部屋に電話が無いケースも増えてきましたが、ここは安心の電話機にこれまた確実なアラーム時計⏱

セーフティボックスはありませんが冷蔵庫は完備、また浴衣も用意されています。

ユニットバス🚽🚿

空調スイッチは強・中・弱で室内温度は設定できないので、寒がりな方は羽織るものかスイッチオフで。

テレビに流れるのは宮城テレビの地域密着型情報番組『OH!バンデス』、MCはあの「青葉城恋唄」で一世を風靡したさとう宗幸さん。

JR気仙沼駅前ロータリーにはタクシー乗り場と観光案内所や病院があるのみ、周辺を探しましたがコンビニも見つけられず🏪

内湾エリア方面にお店が多くあるので、夜遊びがお好きな方はその近辺が便利でしょう。


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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