大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

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 気仙沼サメの博物館

  2024年07月31日 (水)

これから二階に上がりもう一つの施設に向かいますが、同じフロアには観光案内所があります。

海の市二階にあるのが日本唯一「サメの博物館」🦈

気仙沼港には数多くの水産物が水揚げされる日本屈指の漁港⚓

中でも水揚げ量日本一なのがサメです。

いきなりサメが行きつく先のシュールな展示💦

この大型模型は世界で2番目に大きい魚類であり身体の大きさがジンベエザメに次ぐ「ウバザメ」。

これだけデカいのに動き自体は非常に遅く、だいたい時速3~4km(成人男性が歩く速度とほぼ同じ)のスピードで泳いでいます。

実はこの模型は2023年まで沖縄美ら海水族館で展示され、解体してここ気仙沼まで運ばれてきました。

ここサメの博物館が2024年リニューアルに併せて、沖縄県美ら島財団から貸与されたものです。

ジンベイザメからコバンザメまで、いろんな種類のサメがいるんですね。

迫力満点このサメの模型、歯は本物で触るとケガする鋭い歯です🦷

ここからはサメに関する「なぜ・なに?」をQ&Aで紹介するサメ・トリビアのコーナー🎉

細い目をいじられてサメもいい迷惑ですね。

虫鏡を通しても米粒にしか見えないめっちゃ小さい歯。

正解はあの巨大なジンベイザメで約11000本生えていて、それが抜けるとその奥にあるスペアの歯が出てくるそうです。

やっぱりね。

でしょうね。

でしょうね💦

答えはアレしかないと思うのですが・・・

💖💖🌊

子供から大人も純粋に楽しめるサメの博物館、氷の水族館とセット券でお得に楽しみましょう🎫


 マイナス20℃氷の水族館

  2024年07月29日 (月)

海の市1階にあるのが「氷の水族館」。

防寒具を着てスタッフの案内を聞いてから中に入ります。

ちなみに室内はマイナス20℃と頬が少し痛くなる気温、なのにスタッフが「何周しても大丈夫ですよ」と凍てつくようなアナウンス🥶

水揚げした魚貝の流通に欠かせない氷、気仙沼には港町ならではの製氷技術が培われていきました。

照明の色が変わるたび幻想的な世界に。

氷の中で止まっている魚たちが氷の中から動き出すイメージ、魚と一体になったプロジェクションマッピング。

氷の中でお約束の一枚ですが寒い🤧

マイナス20℃の世界には長くいられない・・・

動いていないのでどの魚かすぐわかります🐟

ガチャが好きな方はこちらでどうぞ。

気仙沼の製氷技術と三陸の魚を知る事が出来る「氷の水族館」、一風変わった寒い施設でした。


市内に戻ってきて立ち寄ったのはグルメにショッピング、それに体験型施設が集まった「気仙沼 海の市」。

真横には毎朝活気のあるセリが行われる気仙沼市魚市場🐟

ベージュ色の建物の真ん中あたりにある青色の看板、お気付きでしょうか?

大震災時津波の到達地点で、ビル一階はすべて津波に飲み込まれたことになります。

ちなみにこのような案内板が市内各所にあり、石巻付近の道路でも津波到達地点の標識を確認しました。

海の市二階にあるのが隣接する気仙沼魚市場で水揚げされた、旬の魚介類を中心に地元の名産物が人気の「気仙沼いちば寿司」🍣

北海道と違いまだ何となく許せてしまう丼の物価。

観光客に大人気のマグロ専門店「北かつ」屋さんも同じフロア🐟

海産物にお菓子など圧倒的な品揃えでお土産選びも安心、気仙沼に着いたらまずここからスタートが効率良いかもです。

これから海の市にあるユニークな施設を二か所見学します。


 鎮魂の気仙沼市復興祈念公園

  2024年07月27日 (土)

浮見堂から車で10分安波山のふもと、細く勾配のきつい坂道の先にあるのが2021年3月11日に開園した「気仙沼市復興祈念公園」。

駐車場からは徒歩3分、公園下には車いす優先駐車場があります🅿

見学者を迎える伝承彫刻は園内に多数設置。

気仙沼市復興祈念公園は東日本大震災により犠牲となられた方を悼み、震災の記憶を後世に伝え、未来の安寧を祈念する場所として、震災から10年となる2021年(令和3年)3月11日に開園しました。

あまりにもたくさんの犠牲者銘版を見て言葉が出ません。

あの日無念にも人生が終わってしまった方々、中には0歳の赤ちゃんもいて胸が締め付けられる想い。

海への祈りをささげる復興祈念のシンボルとなる高さ10メートルの「祈りの帆(セイル)」。

いつまでも2011.3.11を忘れないことが犠牲者への供養。

内湾の一番奥にある唐桑エリアを津波が容赦なく襲いました。

甚大な被害を受け壊滅的な唐桑の町ですがまっすぐ伸びた道路に碁盤の街並み、区画整理事業も進み新しい町へと変貌を遂げつつあります。

公園から見える穏やかな内湾、気仙沼は復興に向けて確実に前に進んでいます。

ただ現場に立ってみると人間の予想を遥か超えた津波の威力、官民一体となった災害への備えの大切さを痛感した気仙沼市復興祈念公園でした。


内湾を望むここは気仙沼の見所の一つ。

海上に続く真っ赤な遊歩道の先につくられた小さなお堂「浮見堂」、気仙沼湾が日本百景に選ばれた記念に設置され滋賀県琵琶湖の浮御堂をモチーフにしているそう。

お堂の先にあるのが恵比寿像で通常はあぐらを組んでいたり、片足だけあぐらでもう片足は下ろした「半跏踏下坐」であったりと座っていることがほとんど。

しかし、ここの恵比寿像はしっかりと立ち上がった姿をしており「立ち恵比寿像」と呼ばれています。

現在見ることができる立ち恵比寿像は3代目で、2代目はタイ3代目はカツオを釣り上げていて、大漁祈願を願う縁起の良い恵比寿像は気仙沼内湾のシンボルです。

「初代」は1932年に浮見堂と合わせて建立され金属で造られていたのですが、それが原因で戦時中の金属回収令により政府に献納されてしまいました。

その後、台座には龍神様の祠が置かれていたそうです。

「2代目」が建立されたのは1988年で初代の姿を踏襲し、立ち恵比寿として造られ訪れる人々を出迎えていました。

しかしが2011年の東日本大震災の津波によって流出してしましますが、付近の海中より発見され現在は五十鈴神社にて移されて気仙沼の安全を見守っています。

美しい内湾と人命を守る護岸工事も進み、気仙沼の港は新しい歴史へ一歩を踏み出したばかりです。

ライトアップされ幻想的な浮見堂、潮風に吹かれ夜の散策も気仙沼の楽しみの一つです。


 気仙沼 名品名店巡り

  2024年07月25日 (木)

内湾エリアを離れて市内を散策。

港の反対側にあるのが人気の「喫茶マンボ」さん、食事メニューが豊富で地元でも人気の喫茶店。

震災時周辺の住民が商店街の裏手にある紫神社に避難して、助かったことから名付けられた「南町紫神社前商店街」。

こちらがコロッケが人気の「揚げたてコロッケ屋!」さん、今年3月サンドウィッチマンの【帰れマンデー】で紹介されたお店を中心に回ります。

今食べたら夕食に響くので見るだけ、それにしてもお安いですね🍱

中庭にはなかなか個性的な居酒屋やスナックが並びます。

昭和27年に気仙沼で開業した「菓匠 紅梅 魚町本店」さん。

相方はお土産に気仙沼銘菓「ほたるいかサブレ」。

気仙沼のマスコットで街中いたるところで見かける「ホヤぼーや」、あらゆる商品に登場するキャラクター。

テレビで紹介されたのが一日800個売り上げる、中でも漁師さんに人気の「揚げパン」🥖

これは夜食にとっておきます🎵

こちらは気仙沼の酒蔵の一つで国登録有形文化財「男山本店店舗」、昭和5年に建築され西洋風建築の意匠が施された特徴的な外観で港町のランドマークとなっていました。

東日本大震災の津波で流出し3階建ての3階部分の外壁と屋根だけが残されましたが、残った建築材料を利用し復元したそうです。

男山と聞けば旭川や山形を連想しますが、「男山」は全国に20銘柄以上あります。

南部杜氏の系譜を継ぐ男山本店の酒造り、その技術のすべてを注ぎ込んで生まれた酒が「美禄」シリーズ」。

請来軒でお出しする夏酒を購入、ほやに合う一風変わった美禄はお土産に面白いかも。

一方昭和初期に建築された土蔵風の木造2階建の店舗で国の登録有形文化財が「角星店舗」さん。

東日本大震災で1階部分が損壊し2階部分も敷地の奥に流されましたが、一度解体したうえで平成28年11月に元の位置に再建されました。

初めておめにかかる銘柄「水鳥記 特別純米酒 蔵の華」、ハンドルを握るので試飲は出来ませんがおすすめの一本。

関西にはあまり流通していない水鳥記、これも請来軒で提供します(ブログ公開時はとっくに売り切れてますが)🍶

吟醸酒造りの技術を活かして醸した酒蔵の清酒酵母仕込みワイン「月の吟」、日本酒の香りも感じる珍しい🍷

復興のお手伝いにと、微々たるものですが普段の旅行よりショッピングに力が入ります。


 気仙沼の未来は内湾から

  2024年07月24日 (水)

かもめ食堂さんのすぐそばにあるのが商業観光施設「迎(ムカエル)」、「結(ユワエル)」、「拓(ヒラケル)」、まちづくりの拠点施設「創(ウマレル)」の4施設からなる内湾エリア。

拓(ヒラケル)

カフェやお魚屋さんが営業、他のエリアも物販や文化施設が入居しています。

こちら「創(ウマレル)」の一階には遊覧船のチケット売り場がありますが、通常は土日のみの運行です🚢

二階は市民の起業を促すチャレンジショップや移住相談が出来る公共施設。

また気仙沼市のコミュニティFM“ぎょっとFM”のスタジオもあります📻

二階テラスからはのどかな気仙沼の港が一望。

気仙沼発祥のアンカーコーヒーさんでブレイク⚓

イートインスペースを完備した店内にはオリジナルコーヒーも販売。

季節限定「ミルクブリュー」は牛乳のコクとコーヒーの苦みが絶妙。

FMから流れる軽快なBGMを聞きながら天気が良いのでテラス席で、穏やかな港とスローな時間に心からリラックス。

しかし湾内に新設された高い防波堤を見ると、どうしてもあの時の映像がフラッシュバックします。

見所は市内に集中してるので気仙沼に到着したら、まずは内湾でコーヒーでも飲みながら地理を勉強しましょう。


 復活の味 気仙沼かもめ食堂

  2024年07月23日 (火)

空港から仙台東部道路・三陸道を通って約2時間、旅の目的地である気仙沼に到着。

世界三大漁場の三陸沖に隣接し、世界中から漁船が集う港町の活気が漂う気仙沼市内。

ただその港を囲む真新しく高い防波堤、こちらに来たらあの話しを避けては通れません。

今回はそれを辿る旅になります。

気仙沼最初のイベントはもちろんグルメ、お邪魔したのは地元ローカルに人気昭和17年創業「かもめ食堂」さん。

東日本大震災前に閉店し地震で店は全壊しましたが、とある人物の活躍で見事復活した市民に愛される食堂。

ラーメンがメインですがカレーや丼物と食堂らしいメニューも。

まだまだ新築の雰囲気の店内。

注文はお店の看板「かもめラーメン」とサーモン丼のCセット。

気仙沼らしいふのりをトッピング。

五島うどん並みの極細ちぢれ麵はスープにもよく絡み、のど越し良くスルスル胃袋に流れていきます。

鶏ガラや煮干しの風味がたまらないスープ、旨さがじんわり広がる優しい出汁。

他店の三倍はあろう分厚いチャーシュー、肉の旨味がガツンとくるパンチの効いた一枚🐖

ふのりが放つ磯の香りとシャキシャキ食感、ただ醤油よりは塩ラーメンの方が間違いなく合います。

ベースは醬油ラーメンと同じ海老ワンタンメン。

小ぶりながらもエビの旨味をしっかり感じるワンタン🦐

ラーメンのお供はワサビ醤油で漬けにしたサーモン丼。

サーモンの脂を中和するワサビに風味付けのゴマ、敷かれた海苔と硬めのご飯まさに計算ずくの旨さ🐟

歴史を感じる一杯にほっこり癒されたかもめ食堂さん、これから復興した街を散策します。


これから搭乗する飛行機は大阪万博仕様、外観だけで機内はノーマル🛬

目的地の空港は海沿い、また機体は津軽海峡を越えたか?

伊丹空港から1時間、そこらじゅうから楽天イーグルスの歓迎を受け仙台空港に着陸。

東北の地図を見ると大阪ってホント小さな県ですね。

旅の情報をここみちのく観光案内所でゲット。

今回の相棒は日産NOTEでカーシェア利用、ガソリン満タン返しもなくレンタカーよりお得です。

ただ前に利用した方が清潔にしておかないと不快な気分に、カーシェアを利用する場合は次の方のためキレイに使いましょう🚙

今回は宮城県でも仙台ではなく、訪れるには遅すぎたあのエリアに向かいます。


チェックインも済ませ北海道を離れる前最後のグルメへ。

某ジンギスカン店は番号札を取るもスルーされたので別の店へ。

相方とは別行動で一人辿り着いたのが「カレーハウス キタカレー」さん。

世界に三人しかいないカレーが食べれない相方のおかげで、今回初めて本場札幌でスープカレーにチャレンジ。

ノーマルなカレーライスもありますが、ここはスープカレー一択🍛

注文したのは人気ナンバーワンの「チキンスープカレー」。

レトルトしか食べた経験はありませんが、スパイスの効きも控えめ。

目にも鮮やかふんだんに入っている野菜、一つ一つの味がカレーの中でしっかり主張。

ただチキンを食べた瞬間レトルトのそれに似た食感、注文して10分もかからず提供されるので仕方ないですが🐓

物価の高い空港でサッポロクラシックが380円は嬉しいプライス🍺

北海道独特の食文化を体験できたのは何より、でもこのブログをアップする頃に札幌の有名スープカレー店がオープンするそうです。

搭乗ギリギリまで未練がましく濃厚な🍦

日常から離れ見知らぬ土地で過ごす非日常の時間、見るもの食べるものを通してその地の文化や風習に触れる。

そして改めて自分が生活する日常の良さを再確認する、旅行の醍醐味はまさにそこにあると思います。

さあ、旅に出かけましょう😊


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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