大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

相方たっての希望でやった来たのが、朝日と夕日が美しい場所として有名な祝津パノラマ展望台。

駐車場はありますが公共交通機関は下の小樽水族館まで、そこから歩くと10分くらいですがかなりの急こう配💦

時間がもったいないのでタクシーを利用、運河通りから約15分で運賃は2200円でした🚖

手前の高島岬がアクセントとなり、その向こうに石狩湾の絶景が広がります。

⛵が行き交う穏やかな海。

ニシンの大群をイメージした映えスポット、石狩湾の先には暑寒別岳や増毛岳なども見えてきます。

でも一番の見所は眼下に見えるおたる水族館、水槽ではイルカが気持ちよさそうに泳いでました🐬

やはりこちらを訪れるのは夕日の時がベストでしょうね🌅


港の発展に伴い運河が造られ、交易の拠点として栄えた小樽、街中には小樽の栄枯盛衰を見守ってきた歴史的建造物が点在しています。

この建物は東京駅を設計した辰野金吾が設計、1912年(明治45年)7月に完成した「日本銀行旧小樽支店」、現在は日本銀行の歴史や業務に金融の仕組みを学ぶ資料館になっています。

入館者を迎えるのは旧小樽支店の窓口として使われた営業場カウンター、またロビー周辺には岐阜県赤坂産大理石が使用されています。

営業場の床から天井までの高さは10.5mあり、柱のない大きな吹き抜けの空間になっています。

天井には日本銀行券のマークが、皆さんも一度紙幣を見て探して下さいね💰

日本銀行の歴史を知るお堅いエリア、この後どんどん面白くなっていきますよ😉

日本銀行小樽支店の建設費は支店の中で二番目、最も費用が掛かったのは旧大阪支店だそうです。

相方の故郷広島は支店ではなく営業所でした。

さあこれからは皆さんが大好きな日本銀行券のコーナー、そうですお札の歴史を辿ります。

聖徳太子が描かれた旧100円券ですが、ちなみにお札のデザインで最も多く登場したのは聖徳太子で最多の7回です👑

発行された銀行券の中で最も小さいのがこの五銭紙幣。

また聖徳太子が描かれた一万円券は歴代最長28年間使用されましたが、この一万円札はかなり迫力のあるデザインですね。

子供の頃伊藤博文の1000円札は大金でとても重みがありました💴

お札の時は有難味があった岩倉具視の500円札、コインになってからは100円玉と同じ感覚に💦

ただいま世の中に出回ってるお札の量は約124兆6000億円、数字がデカすぎてピンときません。

長さにすれば地球約72周分、もっとピンときません🤪

人間の体に例えると血液がお金で血管が銀行、そして心臓は日本銀行と分かりやすく上からの説明💦

重厚な扉の先は金庫室、実際に利用していた金庫を開放し内部を再現しています。

目の前にある札束が本物なら1000億円、でも大谷翔平選手のギャラより少ないのでインパクトは弱いです。

日本銀行旧松江支店でも体験した1億円チャレンジ。

かなり重たいですが本物なら二つは持って逃げる自信があります✌

最初は気乗りしませんでしたが実際使用しているお札は親近感がわき、一枚でも多く集めたい衝動に駆られました。

ここは入館料が無料ですが、かなり見応えがあり超おすすめスポットです。

その日銀の道路を挟んで真向いのこれまた存在感のある建物、この洋館近づいてみると・・・

ハローワークでした、チャンチャン🤑


サンモール一番街商店街を抜けて・・・

寿司屋通りを進むこと1分弱・・・

小樽での宿泊先は「グリッズプレミアムホテル小樽」、2022年オープンの比較的新しいホテルです🏨

コンクリート打ちっ放しの内装に木の温もりを感じるスタイリッシュな館内。

こちらのホテルも最近スタンダードになった、必要なアメニティをピックアップするスタイル。

通された715号室はスタンダードツイン、寝るだけなのでこれで十分。

コンパクトな室内には必要最低限の設え。

充電はストレスフリー、もちろんWi-Fi環境も整っています。

冷蔵庫の中に無料のミネラルウォーターはありません。

部屋からは寿司屋通りが望めますが、建物が密集して景色はイマイチ。

シャワーはありますが使うことはありません。

このホテルに決めたのは屋上にある大浴場、内風呂や露天風呂からは小樽の港や街並みが一望⚓

サウナもあり優しい風に吹かれながらの露天風呂は最高🛀
(大浴場の写真はホテルHPからの転載です)

JR小樽駅から徒歩10分、運河通りまで5分とロケーションも良いホテルです。


 人気観光地小樽の光と影

  2024年06月15日 (土)

北海道一食目で良いスタートが切れました🍜

これから快速エアポートで一路小樽へ、日中時間帯は1時間1本の特別快速に乗れた幸運🚃

ちなみに新千歳空港~小樽間は乗車券とUシート指定席込みでお一人2750円です🎫

車窓から北海道らしい景色を眺めながら約70分の移動🚃

エアポートは港町小樽に到着、飾られている数多くの洋燈が旅情を盛り上げます。

それよりも電車から降りる数多くの乗客、初めて来た頃からは観光客は飛躍的に伸びているご様子。

駅から運河まで伸びるメインストリート。

ホテルに向かう道中にあるアーケード街「都通り商店街」、平日のお昼間ですが人影はまばらで空き店舗も多く寂しい雰囲気。

そんな人通りの少ない商店街でまさかの行列を発見😲

小樽のソウルフード「あんかけ焼きそば」の人気店だそうです。

かなり年季の入った喫茶店、果たして営業してるのでしょうか☕

庶民のおやつとして小樽を中心に昔から親しまれてきた「ぱんじゅう」は、カリカリに薄く焼いた皮の中に餡子がたっぷり入っていて噛むとモッチリとした食感。

人気店「にしかわのぱんじゅう」さんで一個だけ注文すると、見るからに頑固そうな店主が家族が食べるから10個からだと旅行者にはつれない対応💦

閉店したお店の前にある謎のキャラクター、取り敢えず一枚📸

運河通りは観光客で賑わってますがその他のエリアは閑散、観光一辺倒の小樽の一面が垣間見えた昼下がりです。


最近旅に出ても日に2食が限度、なのでお店選びは慎重になります。

1食目やって来たのは新千歳空港ターミナル3階にある「北海道ラーメン道場」。

北海道各地の人気店が一堂に会する、ラーメン好きにはたまらない人気スポット。

その選ばれし10軒は☟

えびそば一幻
旭川ラーメン梅光軒
らーめん空
麺屋 開高
札幌飛燕
白樺山荘
札幌味噌 けやき
函館麺厨房 あじさい
札幌ラーメン雪あかり弟子屈ラーメン

事前にお目当てのお店をリサーチするもよし、イラチな人は空席がある店に飛び込むもよし。

北海道に来ればラーメンは味噌一択、お邪魔したのは札幌に本店がある「札幌味噌拉麺専門店 けやき」さん。

偶然並ばず入店できましたがその後すぐに行列が、ちなみに北海道ラーメン道場で一番人気は入口の「えびそば一幻」さん🦐

注文したのはもちろん味噌ラーメン、着丼したら味噌の香りがほのかに漂います。

やはり本場の味は違い味噌の存在感に重みがあるスープ、香りにコクと深みがあり風味が鼻孔をくすぐるまさに王道のテイスト。

サッポロラーメンと言えば小麦が香るちぢれ麵、スープとうまくからみ喉ごしも最高。

ニラや人参・キャベツなど色鮮やかな野菜から出る旨味と甘みは味噌との相性も抜群。

チャーシューではなく、丼の中で最初から最後までいい仕事をするひき肉。

後半は唐辛子を投入して味変、ピリッとした辛みで味覚が蘇り味噌の旨さが引き立ちます🌶

もう一杯は北海道ならではのメニュー「コーンバターラーメン」、実はこれが人気ナンバーワンだそうです👑

バターのコクに白髪ネギのシャキシャキ感にモッチリした麺、まさにラーメンから立派な料理に昇華。

この穴開きレンゲが重要で一粒も残さず存分にコーンを堪能できます🌽

味噌のコクも香りも深みも大阪で食べるのとは段違いの旨さ、大満足の一杯でこれから出会う北海道グルメに胃袋が早くもうずき出しました🍜


 新緑薫る北の大地へ

  2024年06月13日 (木)

今からGWの振替休日を利用して旅に、JAL2001便にて空路札幌へ🛬

眼下には以前旅をした不老不死温泉がある青森県。

下北半島にあるマグロで有名な大間町、間もなく津軽海峡を通過。

迫力あるコンビナートを擁する北海道随一の工業都市・苫小牧、飛行機は北の大地に突入。

定刻より15分早く北都札幌に到着、今回もグルメ中心の旅です。

ドラえもんの歓迎を受けてご機嫌な相方、正月休み悪天候に見舞われた沖縄と違い今回はお天気に恵まれそうです🌄


降り立ったのはグルメタウンの玄関口JR福島駅🚃

旅行しか指輪はしませんが、今日は結婚記念日と相方の誕生日を兼ねて素敵なお店での食事です💍

約4年ぶりにお邪魔したのは駅から徒歩5分、某おでん屋近くにある「日本料理こなつ」さん。

ランチもされてるそうですが、メインは夜11000円のコースのみです。

こなつさんの大将は以前徳島で活躍されていた料理人、初回の訪問時その腕に惚れてからのお付き合い。

出始めたばかりの徳島産黒鮑からコースの幕が上がりました。

素材はもちろんの事、出汁に僅かなポン酢を忍ばせて清涼感をプラス。

阿波牛のしゃぶしゃぶは甘酸っぱいジュレで、上質の酸味が肉の旨味をアシスト。

私が大将の料理で一番惚れたお碗は研ぎ澄まされたお味、じんわり広がる出汁の旨味と鱧はまさに和食の真髄。

ソムリエの女将さんがサーブする日本酒もこなつさんの楽しみ、こちらでは女将さんにお任せが一番🍶

徳島産の素材に合わせるのはもちろん徳島の蔵元、日本酒好きの有志による棚田の米作りから始まった会員限定酒【お殿田(おでんでん)】は三好のお酒。

米の旨味と香りにキレがあり、サラッとした飲み口はまさに一杯目向き🍶

淡白な身を芽ネギと肝を巻いて頂くアマテガレイ(マコガレイ)、噛めば上質な脂がじんわりと広がります。

塩で甘みを引き出した徳島のウニは下にシャリを忍ばせて。

ホクホクな鳴門金時と鱧の天ぷら、これも塩で素材の旨味がより引き立ちます。

皮目の脂がたまらないシロアマダイは皮もクリスピーな松かさ焼きに、房のまま焼くヤングコーンと仕事がされた脇役が旨味をナイスアシスト👏

名残惜しいですがシメのご飯が供されました。

艶々で粒の立った徳島産のお米、グループごとに炊き上げるので米の甘みも香りも際立ちます🍚

鳴門わかめのめっちゃ美味しい味噌汁で大満足のコースはジ・エンド。

コロナで約4年ご無沙汰してしまいましたが、大将の味は健在どころかさらにパワーアップ💪

食材のほとんどを故郷産で固めたまに出る徳島弁と、何から何まで徳島がギュッと詰まった「日本料理こなつ」さんでした。

結婚してから31年無事に過ごせたのも相方のおかげ、心から本当に本当にありがとう。

これからもよろしくね😊

それともう少し賢くなってね🥹


今宵やって来たのは本町(住所は阿波座)、請来軒おなじみさんご紹介のお店でディナーを頂きます。

大阪メトロ本町駅23番出口から徒歩3分のところにある「ラ・グラッツァ」さん、大阪では珍しいイタリア・シチリア料理専門店です🇮🇹

今回料理はおまかせ、自然の甘みを感じるトウモロコシのスープからスタート🌽

スープに使用されているオリーブオイルを食べた瞬間、これからの期待値がグンと上がりました🫒

ワインはもちろんシチリア産ばかりで、一杯目は「Donnafugata Damarino 白」。

タンニンとボリュームは控えめですがシャープな酸味、ラベルみたいに夏に飲みたくなる白です。

次カルパッチョをお出ししますと出てきたのが確かに生魚、意表を突かれましたが目にも鮮やかなで手の込んだ料理の数々。

軽く昆布締めした平目はねっとり感と旨味が増し、オリーブオイルに塩昆布の塩気がアクセント。

食感の違いが楽しい明石のタコとうずら豆🐙

アシが早い(鮮度落ちが早い)モサエビはオレンジと、この取り合わせは初めてですがシチリアでは定番だそうです🍤🍊

バケットの上に焼いたチーズに生のイワシとトマト、イワシの脂をチーズのコクが支えトマトの酸味で奥行き深いテイスト🍅🧀

魚が美味しいのでもう一杯白を、続いては「Donnafugata Passiperduti」。

輪郭がはっきりとしてミネラル感とコクのある、旨さの余韻が長く続く白です。

ワイン好きにはたまらないプレートで、特にカポナータは酸味が柔らかく野菜の素材が活きています。

自家製燻製生ハムは燻製香が生ハムの旨味を引き出しています🐖

ここでワインは赤にチェンジ、これまたDonnafugataシリーズの「Angheli」。

ボリュームがありベリー系の甘い香りと酸味、メルローのまろやかさと相まった典型的なフルボディ🍷

一晩寝かせたカジキはトマトソースとオリーブオイルでソテー、カジキの旨味が凝縮しトマトの酸味が爽やかさをプラス。

濃厚な生うにのパスタで魅惑の初シチリア料理は終了。

Donnafugataのデザートワイン「Kabir」はいたずらに甘くなく、香りもバランスが良く濃密でも後味はスッキリ。

食材(特にオリーブオイル)もかなりこだわりかつ忠実にシチリア料理を再現、何と言ってもオーナーのシチリア愛が一番の調味料。

レストランですがどこかマンマの家に招かれた様な雰囲気、心もパッと晴れやかになるファインダイニングでした🌞


請来軒は5月19日~22日まで、GWの振替休日となります。

コロナが5類に移行して最初のGWで皆さん遠出をされたのか、例年賑わうも今年のGW営業は苦戦しました💦

また18日(土)は事前(前日まで)ご予約様の分しか仕入れをしません、連休中残ったお肉を冷凍するのが嫌だからです。

なので当日ご予約・ご来店のお客様には売り切れの品がありますので、予めご了承下さい。


最後のイベントはもちろんグルメ、お邪魔したのはJR浜松駅構内エキマチウエストモールにある「沼津魚がし鮨」さん🍣

駅構内にあるから新幹線に乗り遅れる心配なし、ちなみに同じ並びには浜松餃子の人気店「石松」があります🥟

分厚いメニューにはグランドメニューがずらりと並びます。

また壁には季節のおすすめがびっちり貼られています。

乾杯はサッポロビール地域限定商品「静岡麦酒」、それも生ビールで切れ味抜群で爽快の喉ごし🍺

付き出しは魚のカルパッチョですが、着席時に出してくれれば注文もかぶらなかったのに😮‍💨

食べたかったマグロのレアカツが売り切れと出鼻をくじかれ、注文したのがばくだん💣

器の中には角切りのマグロ・白身・サーモンに納豆・オクラ・とろろ・たくあん・卵の黄身、これらをぐっちゃぐちゃにかき混ぜる食べ方。

これらを海苔で巻くも味はぐちゃぐちゃ、ねばねばが勝って他の具材がぼやけてます。

ぶり・にべ・くしろの白身の三種盛り。

にべは透明感のある身で、イシモチみたいに淡白なお味。

くしろはクロメジナの事で伊豆大島が有名、鯛みたいに鮮やかな身は意外に脂がのってます。

左党には嬉しい地酒飲み比べセット🍶

浜松・花の舞、掛川・開運、富士・げんこつとどれも仕込み水の良さが際立ちます。

天ぷらの盛り合わせはご覧のようなボリューム。

大味かと思いきや甘味をしっかり感じるエビ🦐

メニューには静岡おでんや浜松餃子など名物グルメも、注文したのは黒はんぺん焼き。

愛媛のじゃこ天みたいで中の人参がアクセント、甘みと香ばしさとは日本酒にピッタシ👆

ずらし旅に付いているクーポン利用で地魚10種盛りを。

生のシラスに桜エビの軍艦。

やはり静岡と言えば桜エビ、この風味がたまらないですよね。

江戸前の仕事がされたこはだ、ただこちらのシャリが大きくてもうお腹パンパン💦

お魚から地元グルメが楽しめる「沼津魚がし鮨」さん、静岡のグルメが一堂に会するファインダイニングでした🐟


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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